DRAGON DRONES

プロドローンインストラクターが綴る本気のドローン情報

DRONE STAR プログラミングで夏休みの自由研究を

現代の小学生は忙しい。
夏休みといっても塾やスポーツクラブなどでほぼ毎日のスケジュールが埋まってしまいます。
夏休みの宿題に自由研究がありますが、日々の成長記録などは忙しい小学生にとっては向いているとは言えません。
数日で、できれば一日で完結できる自由研究を選びたいですね。
一方、2020年には義務教育にプログラミング授業が必須になりますが、この内容はプログラミング言語を使い方を覚える授業ではなく、現在ある科目の中に「プログラミング的思考」を学ぶ過程を取り入れるというものです。

目次

ドローンでプログラミングを学ぶ


2018年8月6日にドローンのプログラミング飛行が組み立てられる教育アプリ「DRONE STAR プログラミング」が大人気のtelloに対応しました。
telloはトイドローンの中でも最も安定性が高く、飛行する姿は本格ドローンと遜色ありません。
このtello、今までも他のアプリなどでプログラム飛行を楽しむことが出来ましたが、日本語対応しているものはなく、英語とプログラム言語に近い命令で動かすため、普通の大人でさえも少々苦労するアプリばかりでした。

DRONE STAR プログラミングは日本語ベースのアプリ

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ドローンをプログラミングによって飛行させるアプリはいくつかありますが、日本語ベースで開発されたものはDRONE STAR プログラミングしかないようです。
開発元の株式会社ORSO(オルソ)はこれまでもドローンに関連する教育事業などに注力している会社で、ドローンやAIなどに事業投資を続けています。
日本のドローンのプロの会社が作ったアプリなのでとても期待が持てます。

抽象的な表現をプログラミングで行う

ミッション一覧には一見ドローンとは関係のないウサギやペンギンの動きを表現するミッションが並んでいます。

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もしウサギをドローンの飛行方法で表現するには?

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子供たちの独創性や自由な発想をドローンで表現させるのです。
飛行プログラム完成までのプロセスに縛りはなく、自分の想像するウサギを思い浮かべたり、グーグルやYouTubeなどで検索してその動きを研究してもかまわないのです。
そう、現代の子供達には検索力も必要になるでしょう。
動きを研究して絵やiPadでその動きをまとめるのもいいでしょう。
いよいよ、その動きをドローンプログラミンで表現します。
ドローンの飛行は離陸に始まり着陸で完了します。
その間の飛行をプログラムするのです。
用意されている飛行方法は

「上昇・下降」
「前進・後退」
「左移動・右移動」
「左回転・右回転」
ホバリング
「前フリップ・後フリップ」
「左フリップ・右フリップ」
の動きです。

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回転は1~360度、前進などの水平移動は20センチ~500センチなので自宅でもスペースの確保できる場所でもプログラムした飛行が可能です。
実際に飛行させるときは、スマホでの動画撮影も可能です。
子供たちの考えがプログラムに反映されているか、また思い通りの飛行ができたかなど動画で確認できるのも素晴らしい仕組みです。

小学校高学年以上でも楽しめるフリーミッション

フリーミッションは離陸後の飛行を自由にプログラミングできます。
動物の動きミッションも実はフリーミッションなんですが、課題があるという点で子供たちの創造性が変わってきます。
フリーミッションはチームでテーマを考えて飛行プログラミングを行うことで、コミュニケーション能力が高まったり、プログラムから実際の飛行までのプロセスを体験できるので現代社会に必要な多様性を認め合う能力を育んだり、リーダーシップを体験することも可能です。

夏休みの自由研究に


夏休みの自由研究にDRONE STAR プログラミングとtelloを使ってプログラミング的思考を実践して、一足早くプログラミング授業を体験してみましょう。

DRONE STAR プログラミング

tello

 

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