GS PROの計測撮影モードは3つ
講座で学ぶドローン測量の撮影手法開催決定!!
今まで分からなかったドローン測量の撮影手法を徹底解説。
皆様がモヤモヤしていた疑問や質問にも丁寧におこたえする、コミュニケーション型の講座です。
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DJI GS PROの計測撮影では3つの撮影モードがあります。
ではその撮影モードの特徴と使用方法について解説していきましょう。
目次
ホバリング撮影
飛行経路に従って撮影を行いますが、撮影点毎にドローンがホバリングして撮影します。
ホバリング撮影のメリット
シャッタースピード(露光時間)が速くできない場合に有効です。1/60秒程度まで遅くしても撮影が可能です。計測範囲に高い建物や計測物があるなど高低差が大きい場合など、絞りをできるだけ大きくしたいときには有効です。
ホバリング撮影のデメリット
ホバリング撮影を選択すると、ミッションポイント数が極端に増えます。
DJI GS PROのポイント最大数は99点なので、広範囲の計測撮影をホバリング撮影モードで行う場合は、99点毎のミッションが作成されるので、99ポイント毎に離着陸が行われます。
等距離/等時間間隔で撮影
撮影点の間を時間や距離で区切った撮影モードです。
2つのモードどちらも、撮影間隔を時間(秒)で設定すると自動計算された飛行速度が設定されます。
撮影間隔の調整は時間(秒)で行います。
また、撮影点ではホバリングを行わないので、シャッタースピード(露光時間)を速く設定する必要があります。
シャッタースピードを速くすると写真が暗くなったりしますが、絞りで調整することである程度は計測写真に適した撮影が行えます。しかし計測撮影の場合絞りはできるだけ深く(数値を大きく)したいので最低でもf値8にはしたいです。またISO設定はできるだけ低い値(100~200)にしないと、写真が荒くなってしまいSfMツールなどを使用した際に正確な値が得られない恐れが生じます。
対応方法は飛行速度
等時間間隔で出来るだけ飛行速度を落とす方法で対処しましょう。
撮影間隔の時間を大きくすると飛行速度が下がります。
撮影モードでオーバーラップ率は変わるのか?
撮影モードで変更した値はあくまでも設定されたラップ率の範囲内です。
したがって、いずれの撮影モードもオーバーラップ率が優先されます。