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プロドローンインストラクターが綴る本気のドローン情報

テレワーク、リモートワークに必要な道具と環境

これから訪れるリモートワーク

新型コロナウィルス感染拡大の影響で、働き方も大きく変革しなければならないようです。
テレワークとかリモートワークと言われる、自宅の部屋や近くのワークスペースでの仕事が注目されています。
リモートワークからイメージできるのは、通勤が無いことや、上司や部下からのストレスから解放されるようなメリットと、自宅でひとり黙々と仕事をこなすストレスや場所の確保が難しいことなどではないでしょうか。
そこで、今回はリモートワークを前提とした仕事に必要な道具と環境を紹介していこうと思います。

必要な道具はこれだ!
ではまずリストです。

 

 

ノートPC

タブレットで十分だと感じる方もいるかもしれませんが、タブレット端末のOSに対応していないアプリもそうですが、普段使い慣れたキーボードとアプリ、画面構成などを考えると出来るだけオフィスでの環境に近いメインアイテムが導入期には必要になると思います。
また調達予算の都合でいきなりクロームブックを支給されても、OSの違いで使い方が分からなくなったりアプリのユーザーインターフェースが違ったりと、しっかりとしたサポート体制が無いとリモートワーク自体の導入を断念せざるを得ない状況に陥ってしまいます。ここは標準的なノートPCを選択すべきでしょう。

ノートPCに求められる機能と性能

リモートワークに使うノートPCは何でもいいわけではなく、ある機能が無いと全く使い物にならなくなってしまいます。

正面カメラ、スピーカー、マイクは必須

正面カメラは最低限必要な機能でしょう。
リモートワークでもチームで働く環境では、一日に一回程度のチームミーティングや顔認識でのリモート出社管理などにも必要ですし、ZOOMやSkypeなどを利用したお客様とのコミュニケーションを図る際にも無くてはならない機能です。
画質は最低でも100万画素以上あれば問題ないと思います。
高画質を求める方も多いのですが、実はインターネットを介した動画系の配信に高画質カメラを使用すると回線スピードや伝送方式など、周辺環境に影響されるので、それほど高画質を求める必要なないのです。

最適なノートPC

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スピーカーとマイクも内蔵がいい

もともと自宅には限られたスペースしかないのに、工夫してリモートワークをしている環境下では、ノートPC以外のスピーカーやマイクなどの周辺機器を付けて仕事をしようとすると机やテーブルの上が煩雑になってしまいます。
やはり内蔵マイク、内蔵スピーカーは必須機能と言えるでしょう。

イヤホン・ヘッドホン

内蔵されていれば必要ないと思われがちだが、イヤホン、ヘッドホンもあるととても便利だ。
特に金融機関の営業(証券など)では今でもテレアポ営業が行われているが、実験的にテレワークも導入されていて、スマートホンからの電話営業にはマイク付きのイヤホンが疲労を軽減してくれる。

照明

ZOOMや会社専用のリモートミーティングでは内蔵カメラで参加するのだが、マンション、戸建てに関係なくリビングなど住居用の照明は明るさが足りていない。
住まう環境下ではオフィスほどの明るさを必要としないので、改めてリモートワークで感じるのは照明の暗さだったりする。
本格的な撮影ライトが必要と言うほどではないが、小型のLED照明が一つあるだけでミーティングでの印象が変わるので、そろえておいて損はないだろう。

背景

オンラインミーティングや営業では自分の顔や姿だけではなく、背景も映り込んでしまう。
一部のオンラインミーティングアプリでは自動で背景をぼかす機能が備わっているが、身振り手振りや何かアイテムを写そうとしても、ぼかし機能で上手く写せなくなってします。
かといって、棚や花瓶、家族の写真や趣味の道具を背景に映したいという人は少ないだろう。背景に必要な大きな布や撮影用の背景紙を購入して壁に貼り付ければ違和感なくオンラインミーティングに参加できるだろう。
一部のメーカーではこの背景画像を無料で配布していたり、アプリによってはプロの手法で使用されているクロマキー処理にも対応しているので、活用してみたい。



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